カラーアトラス脊椎・脊髄外科
販売価格: 35,200円(税込)
商品詳細
脊椎・脊髄の基礎的知識から診断,周術期管理,基本手技,手術の実際までを,膨大なイラストと写真を駆使して網羅的に解説したビジュアルテキスト.好評の既刊書『手・肘の外科』『膝・足の外科』に続くカラーアトラスシリーズ第三弾.この一冊で脊椎・脊髄外科のすべてがわかる必携書である.
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目 次
�.脊椎・脊髄外科総論 1
Section 1.脊椎・脊髄の構造と 機能〈長本行隆 岩崎幹季〉 2
1.脊椎の構造と機能 2
a.脊柱の構造と機能 2
b.脊柱構成要素の構造と
機能 5
2.脊髄・神経根の構造と機能 10
a.硬膜管および脊髄・
神経根の構造 10
b.脊髄の内部構造 11
c.脊髄横断面の解剖 12
d.脊髄における伝導路 12
e.神経根の内部構造 14
f.脊髄神経根の血行 14
3.各論 16
a.頚椎の構造と機能 16
b.胸椎の構造と機能 20
c.腰仙椎の機能解剖 21
Section 2.脊椎・脊髄のバイオメ カニクス〈今城靖明 田口敏彦〉 27
2−A 脊椎のバイオメカニクス 27
1.頚椎 27
a.上位頚椎(O−C1−C2) 27
b.下位頚椎(C3−C7) 28
2.胸椎 33
3.腰椎 36
2−B 脊髄のバイオメカニクス 40
Section 3.脊椎・脊髄疾患の診断
〈鈴木景子 高橋啓介〉 43
1.問診 43
2.身体所見 43
3.神経学的所見 47
4.画像診断 52
5.その他の補助的診断法 61
Section 4.脊椎・脊髄手術に おける周術期管理〈恩田 啓〉 62
1.全身管理 62
a.栄養管理 62
b.糖尿病 62
c.抗血栓薬(抗凝固薬,抗血小板薬) 63
d.静脈血栓塞栓症(VTE) 64
e.術後せん妄 64
f.疼痛対策 64
2.輸血 65
3.抗菌薬 65
4.創管理 67
Section 5.脊椎・脊髄手術における ナビゲーションシステムの応用
〈小谷善久 鐙 邦芳〉 70
1.サージカルナビゲーション
の分類 70
2.サージカルナビゲーション
の基本原理 73
3.サージカルナビゲーション
手術の実際 75
Section 6.脊椎・脊髄外科の基本 手技 87
A.手術器具の使い方
〈中村博亮 豊田宏光〉 87
1.手術刀(鋼刀メス) 87
2.電気メス 88
3.双極凝固鑷子(バイポーラ電気メス) 88
4.吸引管 88
5.剪刀(鋏) 88
6.鑷子(ピンセット) 89
7.鉗子 89
8.鉤,開創器 90
9.骨膜剥離子(コブ) 91
10.リウエル 91
11.骨ノミ,ハンマー 92
12.エアードリル 92
13.超音波メス 94
14.鋭匙 94
15.ケリソン(スタンツェ) 95
16.粘膜剥離子 96
17.髄核鉗子 96
18.フック 96
19.手術用顕微鏡 96
20.糸付き綿(サージカルパティー,ノイロシート,
ベンシーツ) 97
21.止血剤 97
22.人工硬膜 97
23.持針器 98
24.縫合糸 98
25.縫合針 98
26.糸結び 99
27.ドレナージ 99
28.ステイプラー 99
29.縫合創の被覆 99
B.基本的な手術手技
〈内田研造 中嶋秀明
杉田大輔 馬場久敏〉 101
1.消毒の仕方 101
a.代表的消毒薬の
基礎知識 101
b.術野消毒における
留意点 101
2.脊椎手術の基本
(手術体位・展開) 102
a.頚椎前方アプローチ 102
b.頚椎後方アプローチ 104
c.中下位胸椎前方
アプローチ 107
d.腰椎前方アプローチ 111
e.腰椎後方アプローチ 112
3.縫合法 114
a.筋層の縫合 114
b.硬膜・くも膜の縫合 114
4.骨採取法 115
a.腸骨前方からの
骨採取 115
b.腸骨後方からの
骨採取 115
c.腓骨からの骨採取 116
5.Halo−vest 装着法 117
�.頚椎・頚髄の外科 199
Section 1.上位頚椎 120
A.頭蓋頚椎固定術〈渡辺雅彦 持田讓治〉 120
B.環軸椎後方固定術〈星地亜都司〉 126
C.Magerl 法〈根尾昌志〉 132
D.軸椎歯突起前方スクリュー固定〈田中雅人〉 143
Section 2.中下位頚椎 152
A−1.椎弓形成術: 棘突起縦割法椎弓形成術〈竹下克志〉 152
A−2.椎弓形成術: 片開き法〈辻 崇 千葉一裕〉 163
A−3.椎弓形成術: 選択的椎弓形成術〈青山龍馬 白石 建〉 168
B.椎間孔後方除圧術,後方ヘルニア摘出術〈竹林庸雄 山下敏彦〉 178
a.椎間孔後方除圧術 178
b.後方ヘルニア摘出術 181
C.前方除圧・固定術〈相庭温臣 望月眞人 山崎正志〉 184
a.2 椎間までの前方除圧・固定術 184
b.3 椎間以上の前方除圧・固定術 188
c.連続椎体亜全摘と腓骨移植による前方除圧・固定術 190
D−1.後方固定術: 棘突起 wiring 法〈植田尊善〉 193
D−2.後方固定術: 外側塊スクリュー固定法〈冨士武史〉 198
D−3.後方固定術: 頚椎椎弓根スクリュー固定〈鐙 邦芳〉 206
E.頚部選択的筋解離術〈松尾 隆〉 213
�.胸椎・胸髄の外科 219
Section 1.上中位胸椎 220
前方固定術: 胸骨縦割アプローチ,開胸アプローチ〈細江英夫〉 220
a.胸骨縦割アプローチ 220
b.開胸アプローチ 225
Section 2.全胸椎 231
A.椎弓切除術〈宮腰尚久〉 231
B.後方固定術: 椎弓根スクリュー固定法〈宮腰尚久〉 237
C.段階的後方進入胸髄除圧術〈平林 茂 都築暢之〉 247
a.胸椎部椎弓形成術 247
b.後方進入胸髄前方除圧・脊椎固定術(大塚法) 251
D.脊髄全周性除圧術〈川原範夫 富田勝郎〉 257
E.Total en bloc spondylectomy(腫瘍脊椎骨全摘術)〈徳橋泰明 大島正史〉 262
Section 3.胸腰移行椎 269
A.脊柱短縮術〈税田和夫〉 269
B.前方固定術: 胸膜外・後腹膜アプローチ〈飯田尚裕〉 275
Section 4.脊髄腫瘍切除術 284
A.髄内腫瘍切除術〈中村雅也〉 284
B.硬膜内髄外腫瘍切除術—特にダンベル腫瘍の安全な摘出のために
〈松山幸弘〉 292
�.腰椎の外科 299
Section 1.後方除圧術 300
A.椎間開窓術,椎弓切除術〈山下敏彦〉 300
a.椎間開窓術 300
b.椎弓切除術 305
B−1.内視鏡下椎弓切除術 Microendoscopic laminectomy(MEL):
片側進入両側除圧〈野村和教 吉田宗人〉 308
B−2.内視鏡下後方除圧術 Microendoscopic muscle−preserving interlaminar
decompression(ME−MILD): 正中進入法〈三上靖夫 長江将輝〉 319
C.外側開窓術および椎弓根内進入椎弓根部分切除術〈久野木順一〉 326
D.Far−out 症候群に対する内視鏡下除圧術〈山田 宏〉 332
Section 2.椎間板切除術 341
A.Love 法,顕微鏡視下椎間板切除術〈矢吹省司〉 341
a.Love 法 341
b.顕微鏡視下椎間板切除術 346
B.内視鏡下椎間板摘出術 Microendoscopic discectomy(MED)
〈野村和教 吉田宗人〉 347
C.内視鏡下経椎間孔椎間板切除術〈出沢 明〉 358
a.経皮的内視鏡脊椎手術 358
b.腰椎経皮的内視鏡後方アプローチ 362
D.経皮的椎間板内手術(経皮的椎間板切除術,椎間板内注入療法)
〈波呂浩孝〉 366
Section 3.椎間固定術 370
A.後側方固定術 Posterolateral fusion(PLF): 椎弓根スクリュー法
〈川上 守〉 370
B.後方進入椎体間固定術 Posterior lumber interbody fusion(PLIF)
〈大和田哲雄〉 380
C.経椎間孔腰椎椎体間固定術 Transforaminal lumbar interbody fusion(TLIF)
〈島田洋一〉 388
D.腰椎破裂骨折に対する後方固定術: 椎体内 Hydroxyapatite(HA)併用
〈豊根知明〉 399
E.腰椎前方固定術〈大鳥精司 高橋和久〉 405
a.前側法アプローチ(腹膜外路) 405
b.前方アプローチ(経腹膜法) 410
Section 4.分離部修復術 415
低侵襲腰椎分離部修復術〈西良浩一〉 415
Section 5.椎体形成術 423
リン酸カルシウムセメントを用いた椎体形成術〈武政龍一〉 42
�.脊柱側弯症手術 437
Section 1.後方固定術 438
A.特発性側弯症に対する後方固定術〈鈴木哲平 宇野耕吉〉 438
B.先天性側弯症に対する後方固定術〈川上紀明〉 445
Section 2.前方固定術 452
A.特発性側弯症に対する前方固定術〈高相晶士〉 452
B.内視鏡下前方矯正固定術〈江原宗平〉 462
索 引 469
商品詳細
著者 | 山下 敏彦【編集】 |
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出版社 | 中外医学社 |
発刊年 | 2013年01月 |
ISBN | 978-4-498-05470-7 |
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