神経症候学(2) (改訂第二版)
販売価格: 38,500円(税込)
商品詳細
この本の内容
1971年の初版出版以来,多くの読者が待ちに待った神経診断学決定書の全面改訂版.初版出版後35年以上にわたる著者の臨床経験を踏まえた本改訂版は,まさに平山症候学ともいうべき臨床的・学問的体系を構築した1冊.しかも膨大な数の文献的根拠に基づいており,臨床神経学で唯一無比の決定版へと昇華した.
本II巻では,臨床神経学の核心をなす運動・筋・感覚とその異常について,1,000点近い図表を用いて余すところなく記載.神経専門家のみならず,一般臨床医や意欲ある理学療法士必携のバイブルである.
主要目次
第II巻 機能別・体部位別の症候学(系統症候学)─後編《四肢・体幹》
16章 運動麻痺(筋脱力)/筋無力/無動
I. 序論:用語と概念
II. 運動麻痺/筋脱力(麻痺/脱力)
III. 筋無力症
IV. 無動
17章 筋緊張異常
I. 序論
II. 静止時筋緊張―総論
III. 静止時筋緊張亢進
IV. 静止時筋緊張減退(低下)
V. 動作時(姿勢時,運動時)筋緊張異常
18章 筋肉の症候
I. 筋萎縮
II. 萎縮以外の筋肉症候
19章 感覚・知覚障害
I. 序論―感覚と知覚
II. 機能解剖
III. 自覚的感覚障害―自覚症状
IV. 他覚的(外受容性)感覚障害[1]─基本感覚障害
V. 他覚的(外受容性)感覚障害[2]─識別感覚障害
VI. 他覚的感覚障害の分布様式と病変・病因
VII. 運動姿勢感覚障害―自己固有感覚の障害
VIII. 特異な感覚障害
20章 反射異常
I. 腱反射
II. 皮膚/粘膜反射
III. 足底皮膚反射とBabinski徴候
IV. 脊髄自動反射
21章 運動失調
I. 序論
II. 後索型(性)運動失調
III. 小脳型(性)運動失調
IV. 原因総括(後索型・小脳型運動失調)
V. 他の運動障害との鑑別
VI. 視覚性運動失調
22章 不随意運動
I. 序論
II. 線維束性収縮
III. ミオキミー(筋波動)
IV. 攣縮(スパズム)
V. クランプ(有痛性攣縮)
VI. チック
VII. 舞踏運動
VIII. バリズム
IX. 舞踏アテトーゼ
X.アテトーゼ
Ⅺ.ジスキネジー
Ⅻ. 振戦と運動過多(ヒペルキネジー)
XIII. ミオクローヌス
XIV. 痙攣
XV. 連合運動
23章 姿勢異常
I. 序論
II. 臥位・坐位における異常姿勢
III. 坐位における異常姿勢
IV. 坐位・立位における異常姿勢
V. ジストニー異常姿勢
24章 転倒と歩行障害
I. 転倒
II. 歩行障害
25章 骨・関節・脊柱の症候
26章 手の症候
I. 序論
II. 筋萎縮
III. 運動麻痺
IV. 筋緊張異常
V. 異常運動
VI. 自律神経障害
VII. 特殊な変形
27章 足の症候
I. 序論―各種病態の概要
II. 足の運動麻痺/筋脱力と変形
III. 足の異常姿勢・異常運動
IV. 足の栄養・自律神経障害
28章 皮膚の症候
I. 序論
II. 先天性の神経-皮膚合併症
III. 神経因性皮膚病変(症候)
IV. 内因性の神経-皮膚合併症
V. 皮下神経・血管病変
29章 自律神経症候
30章 特定系統の症候学
I. 序論
II. 錐体路症候
III. 錐体外路症候
IV. 小脳症候
V. 脊髄[後根-]後索症候
索引
図表一覧
商品詳細
著者 | 平山惠造(千葉大学名誉教授) |
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出版社 | 文光堂 |
発刊年 | 2010年07月 |
ISBN | 978-4-8306-1533-7 |
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