カラーイラスト図解 手軽にとれる小児神経所見
販売価格: 4,400円(税込)
商品詳細
小児の神経所見のとりかたについて,研修医・若手医師が最初に身につけるべき内容に絞って解説した実践テキスト.実際にベッドサイドで神経所見をとるイメージが湧きやすいようにカラーイラストをふんだんに盛り込み,初学者が目で見て理解できる“超”入門書.小児科医を目指す若手医師必携の1冊.単に所見のとり方を覚えられるだけでなく,その所見に異常があった場合にどんな疾患や病態が考えられるかを簡潔に解説しているので,ベッドサイドですぐに役立てることができる.小児科医を目指す若手医師が最初に身につけるべき最小限の神経所見に内容を絞ってあるので,神経所見のとりかたを学び始める入門書として最適のテキストである.
主要目次
1 問診〜病態と病変部位の推定〜
I 問診の目的
II 妊娠歴,分娩歴,家族歴,発達歴,成長歴などの既往歴
III 現病歴
IV 部位予測を行う
2 神経学的診察:(1)乳児
I 保護者の膝の上での診察
II 診察台での診察─(1)背臥位
III 診察台での診察─(2)座位
IV 診察台での診察─(3)腹臥位
V 再び保護者の膝の上での診察
3 神経学的診察:(2)幼児(1〜5歳)
4 神経学的診察:(3)学童(6歳以上)
診察手順(第2〜4章)のまとめ
5 反射の考えかたと観察
I 深部腱反射と原始反射
II 病的反射
III 原始反射
IV 姿勢反射
6 脳神経系の診察
I 視神経(第II脳神経)の診かた
II 動眼・滑車・外転神経(第III・IV・VI脳神経)の診かた
(眼球運動,上眼瞼挙上に関わる神経群)
III 三叉神経(第V脳神経)の診かた
IV 顔面神経(第VII脳神経)の診かた
V 聴神経(第VIII脳神経)の診かた
VI 舌咽・迷走神経(第IX・X脳神経)の診かた
VII 副神経(第Ⅺ脳神経)の診かた
VIII 舌下神経(第Ⅻ脳神経)の診かた
7 筋トーヌスの診かた
I 筋肉の量の評価
II 筋 力
III 筋トーヌスの診かた
8 歩行の観察〜小児の歩行異常〜
I 痙性歩行:痙性片麻痺
II 小脳性失調歩行
III 基底核障害
IV 弛緩性麻痺:末梢神経性麻痺
V 弛緩性麻痺:筋障害
9 脳性麻痺の診断
I 脳性麻痺の定義
II 脳性麻痺と未熟児
III 障害部位と異常
IV 脳性麻痺の診断
V 痙性型脳性麻痺の診断
10 痙攣性疾患とてんかんの診かた
I 発作の観察
II てんかん発作の分類
III てんかんの疾病分類
11 意識障害の診かた
I バイタルサインの確認と安定化
II 意識障害の程度の判定
III 眼の観察
IV 麻痺の有無の観察
V 髄膜刺激徴候
VI 筋緊張
VII 脳ヘルニアの徴候
12 不随意運動の診かた
I 随意運動の仕組みと不随意運動
II 不随意運動を観察するポイント
III 種々の不随意運動の症状
13 頭部と皮膚所見の診かた
I 頭囲の測定法
II 大泉門
III 骨縫合部
IV 皮膚所見
付録 外来病歴用紙
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商品詳細
著者 | 小坂 仁(自治医科大学小児科学教授) |
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出版社 | 文光堂 |
発刊年 | 2014年03月 |
ISBN | 978-4-8306-3036-1 |
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