地域包括ケア時代の 脳卒中慢性期の地域リハビリテーション エビデンスを実践につなげる
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商品詳細
【目次】
第1章 地域リハビリテーションを取り巻く社会的背景の変化
1 急速に進行する高齢化と高齢者の介護問題
1 高齢化の実態
2 これからのリハビリテーションに期待されるもの
3 まとめにかえて〜リハビリテーションと地域の力の増強
2 高齢者の地域リハビリテーション—訪問リハビリテーションの実態と課題—
1 はじめに
2 高齢者の地域リハビリテーションの現況
3 社会保障制度からみた生活期リハ・サービスの質の検証
4 地域における訪問リハビリテーションの課題
3 今後の地域リハビリテーションのあり方—QOLの向上に向けて—
1 地域リハビリテーションとは
2 予防活動
3 連携とチームアプローチ
4 超高齢社会の医療・介護サービスにおけるリハの位置づけ
5 リハビリテーションが担える役割
6 当院の取り組み
7 おわりに
第2章 脳卒中患者の問題点と地域リハビリテーションのエビデンスと実践
1 脳卒中患者の転倒・骨折
1 転倒・骨折の発生状況
2 転倒・骨折に関連する因子
3 転倒・骨折予防のリハビリテーション評価
4 転倒・骨折予防のアプローチ
2 身体活動量の低下
1 身体活動量と障害による影響
2 身体活動量低下の発生状況
3 身体活動量低下に関連する因子
4 身体活動量のリハビリテーション評価
5 身体活動量の低下予防のためのアプローチ
6 おわりに
3 移動能力の低下
1 移動能力低下の発生因子
2 移動能力低下の関連因子
3 リハビリテーション評価(原因を明らかにするための評価方法)
4 移動能力低下に対するアプローチ
5 おわりに
4 慢性疼痛
1 脳卒中発症後の疼痛
2 慢性疼痛の発生状況
3 痛みの関連因子
4 慢性疼痛のリハビリテーション評価
5 慢性疼痛に対するアプローチ
6 おわりに
5. 高次脳機能障害
1 はじめに
2 高次脳機能障害について
3 発生状況:脳卒中慢性期の高次脳機能障害について
4 地域で生活する高次脳機能障害者の現状
5 リハビリテーションにおけるエビデンスとその課題
6 地域で実践可能な評価・アプローチ
7 限られた資源の活用
8 活動・参加に向けた年齢層別の支援
9 おわりに
6 うつ・アパシー
1 うつとアパシーの発生状況
2 脳卒中後うつ・アパシーの診断と特徴の違い
3 リハビリテーション評価
4 アプローチ
5 おわりに
7 麻痺側上肢の機能障害
1 脳卒中後に生じる上肢運動障害の発生状況
2 脳卒中後における上肢運動障害の関連因子
3 脳卒中後の上肢運動障害に対するリハビリテーション評価
4 脳卒中後における上肢運動障害に対するアプローチ
5 おわりに
8 排泄障害
1 排泄ケアの考え方
2 排泄障害の要因と種類
3 在宅における排泄障害へのケアの現状と問題点
4 在宅における排泄障害へのケアのポイント
9 摂食嚥下障害
1 摂食嚥下障害の発生状況
2 関連因子
3 リハビリテーション評価
4 アプローチ
5 おわりに
10 コミュニケーション障害
1 コミュニケーション障害の発生状況
2 失語症に関連する因子
3 リハビリテーション評価と治療プラン
4 失語症のアプローチ
5 おわりに
11 介護者の介護負担感
1 発生状況
2 関連因子
3 リハビリテーション評価
4 介護負担感に対するアプローチ
5 おわりに
12 職業的・社会的役割の喪失
1 脳卒中患者の状況とライフスタイル
2 脳卒中患者の役割喪失に関する因子
3 脳卒中患者の職業復帰に関する因子
4 リハビリテーション評価
5 職業的・社会的役割の喪失に対するアプローチ
6 職業リハビリテーションの実践
7 おわりに
13 重症患者—人工呼吸管理における呼吸ケア
1 人工呼吸管理を必要とする患者の発生状況
2 人工呼吸管理の関連因子
3 呼吸ケアと呼吸リハビリテーションの評価
4 人工呼吸管理に対するアプローチ
5 おわりに
14 脳卒中の再発
1 脳卒中患者の再発率
2 脳卒中の再発リスク因子
3 再発予防におけるリハビリテーション評価
4 再発予防に対するアプローチ
5 おわりに
第3章 今後着目すべき脳卒中患者の問題点
1 疲労感
1 現状
2 原因・関連因子
3 生活に与える影響
4 評価
5 治療
6 おわりに
2 脳卒中患者の低栄養
1 低栄養の現状
2 低栄養の原因
3 低栄養に関連する注意すべき問題
4 リハビリテーション栄養アプローチ
5 おわりに
3 睡眠障害
1 睡眠障害の現状
2 脳卒中の発症リスクとしての睡眠障害
3 脳卒中患者における睡眠障害
4 おわりに
4 終末期医療・ケアと看取り
1 はじめに
2 人間にとって「死」とは
3 日本の「治す医療」は世界のトップレベル
4 日本の「支える医療」の問題
5 看取りの場所
6 看取りに向けての説明
7 看取りの流れ
8 終末期のリハビリテーション
9 地域包括ケア
10 おわりに
第4章 まとめ
1 臨床推論
1 臨床推論とは
2 臨床推論のプロセス
3 臨床推論における分析方法
4 臨床推論における思考プロセス
5 臨床推論における仮説の立案
6 臨床推論における仮説の検証・修正と問題点の立案
7 臨床推論における問題点へのアプローチ
8 臨床推論の教育方法
9 おわりに
2 多職種連携と地域連携の必要性
1 地域包括ケアシステム
2 「リハビリテーション」と「ケア」
3 多職種連携の必要性
4 多職種連携の具体策
5 訪問・通所でのリハビリテーションの連携
3 総括
1 地域リハビリテーションの「常識」を問い直す
2 エビデンスと実践を結ぶ架け橋は何か
3 リハビリテーションで改善可能なアウトカムを見つけ出す
4 最後に
商品詳細
著者 | 監修/藤島 一郎・大城 昌平 |
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出版社 | メジカルビュー社 |
発刊年 | 2016年07月 |
ISBN | 978-4-7583-1698-9 |
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