チームで成功させる脳梗塞血管内治療
販売価格: 3,850円(税込)
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急性期の脳卒中診療には,救急隊からリハビリスタッフまでのシームレスな医療体制をいかに構築するかにかかっている.本書は,脳梗塞血管内治療を実践しているエキスパートが,これから脳血管内治療に取り組もうとしている内科医,診療に関わる医療スタッフのために,診療の流れ,スタッフの役割,導入のためのコツとノウハウをわかりやすくかつあますことなく紹介した,脳血管内治療に携わる医療職のための入門書.
【目次】
はじめに 幸原伸夫
I 脳血管内治療の最近の動向
A 血管内再開通療法の歴史 坂井信幸・他
B 血管内治療の有効性 早川幹人
C 血管内治療の合併症 山本司郎
D 時間短縮の意義 板橋 亮
E 時間短縮への取り組みの成果 今村博敏
II 各職種のかかわり
A 救急隊による病院前救急活動 井上 彰
B 救急外来での時間短縮の取り組み 齊藤智成
C 救急医・当直医による救急外来での診療 神谷侑画
D 看護師の救急対応 藤堂謙一
E 緊急撮像のポイント 藤堂謙一
III さまざまな救急体制の紹介
A 総合ER型 藤原 悟
B Drip-ship法 黒田淳子・他
C モバイルチーム型 天野達雄
D ドクターヘリを活用した広域医療圏での取り組み 今堀太一郎・他
E 遠隔医療の活用 小林和人・他
IV 治療適応の判断
A 初期診断のポイント 村瀬 翔
B 治療適応判断のポイント 藤堂謙一
C 時間をどうとらえるか 藤堂謙一
D 画像診断をどこまで行うか 河野智之
E 高齢者や重症例に対する適応をどうするか 藤堂謙一
V 治療の実際
A rt-PA投与の実際 星 拓
B 血管内治療の実際 有村公一
C 合併症の実際 藤堂謙一
VI 治療後の管理
A 病型診断のための検査 藤堂謙一
B 心房細動の発見 芝崎謙作
C 血行再建治療後の抗血栓薬の選択 藤堂謙一
D リハビリテーション(早期リハ) 岩田健太郎
E 心房細動に対するカテーテルアブレーション 小堀敦志
VII 実際の症例提示
A 救急隊の判断により早期治療に至った症例 藤堂謙一
B トリアージナースの判断により早期治療に至った症例 藤堂謙一
C 梗塞巣が大きかったが転帰良好であった症例 藤堂謙一
D 高齢だが転帰良好であった症例 村瀬 翔
E 重症であったが転帰良好であった症例 上田 潤
F 入院中の院内発症例 藤原 悟
G 合併症症例 別府幹也
本書で用いる主な略語等
索引
■Column目次
rt-PA静注療法後の動脈穿刺に関連した皮下血腫 山本司郎
Drip-ship法 藤堂謙一
広域ヘリの活用 藤堂謙一
時間勝負のその他の手技 藤堂謙一
昏睡患者は目で訴える 藤堂謙一
合併症症例 藤堂謙一
商品詳細
著者 | 幸原 伸夫 |
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出版社 | 診断と治療社 |
発刊年 | 2016年09月 |
ISBN | 978-4-7878-2241-3 |
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