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頭蓋咽頭腫パーフェクトブック

頭蓋咽頭腫パーフェクトブック

販売価格: 8,360(税込)

商品詳細

頭蓋咽頭腫診療のための新しい決定版!丁寧な解説とモバイル/ PC対応の動画で,第一線で活躍するエキスパートが腫瘍摘出術の詳細を鮮明に伝える.さらに従来の教科書では語られなかった,摘出後に残る多くの日常生活上の課題,後遺症についても網羅し,症例を通じて治療法の考え方が学べる構成.患者が外来で訴える症状を症状発生のメカニズムから解説し,その対応を具体的に記載することに力を注いだ

【目次】

CHAPTER 1 疫学,症状,内分泌所見〈碓井 智 栗栖 薫〉
 A.疫学
 B.症状
 C.内分泌所見

CHAPTER 2 小児の臨床像〈藍原康雄 川俣貴一〉
 A.小児頭蓋咽頭腫の疫学
 B.小児期発症頭蓋咽頭腫の初発症状
 C.視機能障害(長期予後)
 D.視床下部障害(長期予後因子)
 E.視床下部性肥満の疫学
 F.外科的摘出術
 G.術後合併症
 H.腫瘍再発時放射線治療
 I.頭蓋咽頭腫における標準化死亡比
 J.長期フォローアップガイドライン
 K.ヘルス・リテラシー(health literacy)

CHAPTER 3 画像診断
 1 総論〈立花 修〉
  A.頭蓋単純撮影
  B.頭部CT
  C.頭部MRI
  D.鑑別疾患と画像診断
  E.術後の画像撮影
 2術前シミュレーション〈斉藤延人 金 太一〉
  A.融合3次元画像について
  B.アプローチ別の検討
  C.頭蓋咽頭腫シミュレーションの実際

CHAPTER 4 外科解剖〈松尾孝之〉
 A.視床下部・下垂体・下垂体茎
 B.経鼻アプローチで必要な解剖
 C.分類

CHAPTER 5 外科治療
 1 Pterional approach〈中尾直之〉
  A.術前検討
  B.手術手技
  C.合併症およびピットホール
  D.症例
 2 Dolenc approach〈井川房夫〉
  A.体位,皮膚切開,開頭
  B.頭蓋咽頭腫に対するDolenc approachの実際
  C.頭蓋咽頭腫に対するDolenc approachの利点
 3 Interhemispheric(translamina) terminalis approach〈川俣貴一 天野耕作 藍原康雄〉
  A.術前の注意点・要点
  B.手術手技(準備とアプローチ)
  C.手術手技(腫瘍摘出など)
  D.合併症・術後の注意点
  E.症例提示
 4 Transventricular approach〈岡 秀宏〉
  A.手術アプローチの選択
  B.術前術後の注意点
  C.経脳室法の手技
  D.合併症
  E.症例
 5 Transpetrosal approach〈後藤剛夫 大畑建治〉
  A.手術適応
  B.術前画像診断
  C.手術法
 6 Endonasal surgery〈西岡 宏〉
  A.経鼻手術の発展と頭蓋咽頭腫
  B.鞍内・鞍隔膜下頭蓋咽頭腫に対する経鼻手術
  C.鞍上部頭蓋咽頭腫に対する拡大経鼻手術
  D.適応と限界
  E.合併症
 7 Endoscopic transventricular surgery〈高野晋吾〉
  A.神経内視鏡手技
  B.症例提示
  C.結果
  D.考察
 8 Endoscopic keyhole surgery(Supraorbital keyhole approach)〈阿久津博義〉
  A.手技
  B.合併症
 9 Extended transsphenoidal approach〈北野昌彦〉
  A.術前術後の注意点
  B.手技
  C.合併症
  D.症例

CHAPTER 6 定位的放射線治療〈林 基弘 川俣貴一〉
 A.ガンマナイフによる頭蓋咽頭腫治療戦略
 B.ガンマナイフ術前術後の注意点
 C.ガンマナイフ治療手技
 D.ガンマナイフによる腫瘍制御
 E.ガンマナイフによる治療後合併症と再発対策
 F.症例提示
 G.考察

CHAPTER 7 病理所見
 1 組織型,mutation〈鈴木 諭 岩城 徹〉
  A.病理学的所見141
  B.電子顕微鏡所見143
  C.鑑別診断143
  D.遺伝子異常146
 2 ラトケ胞との関係〈井下尚子〉
  A.頭蓋咽頭腫の組織像
  B.ラトケ胞とは
  C.肉芽腫性変化との鑑別
  D.胞性病変の考え方
成人術後管理
 1 水・電解質・内分泌管理〈藤尾信吾 有田和徳〉
  A.周術期管理
  B.慢性期管理
 2 性腺ホルモン管理〈三木伸泰 小野昌美〉
  A.下垂体機能低下症の特徴
  B.下垂体機能低下症の実態
  C.性腺機能低下症
 3肥満・過食管理〈小野昌美 三木伸泰〉
  A.視床下部性肥満の発症頻度と時期
  B.視床下部性肥満と解剖学的障害部位
  C.視床下部性肥満の発症メカニズム
  D.視床下部性肥満を発症させる危険因子
  E.治療
小児術後管理
 1 水・電解質・内分泌管理〈伊藤純子〉
  A.術前の評価
  B.周術期の水・電解質管理
  C.退院に向けた管理
 2 長期成長管理〈長崎啓祐〉
  A.症例
  B.小児頭蓋咽頭腫術後の成長管理
再発,難治性,悪性転化〈廣畑倫生 松野 彰〉
  A.再発・難治性頭蓋咽頭腫
  B.再発頭蓋咽頭腫の症例提示
  C.悪性頭蓋咽頭腫

あとがき
索引

商品詳細

著者 嘉山孝正
出版社 中外医学社
発刊年 2016年09月
ISBN 978-4-498-22870-2
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