図説 神経機能解剖テキスト
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商品詳細
神経機能解剖の知識は,神経疾患の診療の前提となる基盤の知識である.各神経系で章分けし,各章の総論では正常の神経機能解剖を,各論では各神経系での代表的疾患(「Alzheimer型認知症」「脳血管障害」「筋萎縮性側索硬化症」など)を解説し,臨床に役立つ内容となっている.全編カラーで画像とシェーマがふんだんに用いられ,解剖と機能が視覚的に学べる工夫がなされている.内科医,特に神経内科医必携の1冊.
【目次】
1.脳神経系
1)正常の神経機能解剖
目でみる脳神経のアウトライン
脳神経各部の構成とその機能
2)代表的疾患の神経機能解剖アプローチ
Tolosa-Hunt症候群
脳腫瘍(脳幹部)
脳血管障害(脳幹梗塞,脳出血)
Kallmann症候群
Miller Fisher症候群
Bell麻痺
neurovascular compression
2.運動系
A.錐体路
1)正常の神経機能解剖
目でみる錐体路のアウトライン
錐体路の構成とその機能
2)代表的疾患の神経機能解剖アプローチ
脳梗塞
筋萎縮性側索硬化症
脊髄性進行性筋萎縮症(脊髄性筋萎縮症IV型)
副腎白質ジストロフィー
Wallerian degeneration of the corticospinal tract
HTLV-1関連脊髄症(HAM)
慢性トルエン中毒
B.錐体外路系
1)正常の神経機能解剖
目でみる錐体外路のアウトライン
錐体外路の構成とその機能
2)代表的疾患の神経機能解剖アプローチ
Parkinson病
Wilson病
Huntington病
chorea-acanthocytosis
多系統萎縮症
二次性(症候性)ジストニア
口蓋ミオクローヌス(口蓋振戦)
肝性脳症
Creutzfeldt-Jakob病
3.感覚系
1)正常の神経機能解剖
目でみる感覚系のアウトライン
感覚系の構成とその機能
2)代表的疾患の神経機能解剖アプローチ
脳血管障害(視床梗塞)
脊髄癆(tabes dorsalis)
脊髄腫瘍
脊髄の血管障害
4.大 脳
1)正常の神経機能解剖
目でみる大脳のアウトライン
大脳の主要な構成とその機能
2)代表的疾患の神経機能解剖アプローチ
Alzheimer型認知症
Lewy小体型認知症
前頭側頭型認知症
Parkinson病
多発性硬化症
大脳皮質基底核変性症
プリオン病
脳腫瘍
Huntington病
Wernicke-Korsakoff症候群
Marchiafava-Bignami病
脳膿瘍
5.小脳・脳幹
1)正常の神経機能解剖
目でみる小脳・脳幹のアウトライン
小脳・脳幹の構成とその機能
2)代表的疾患の神経機能解剖アプローチ
脊髄小脳変性症
進行性核上性麻痺
脳腫瘍(小脳,脳幹)
脳血管障害(小脳梗塞,小脳出血)
Joubert症候群
神経Behçet病
Marinesco-Sjögren症候群
福山型筋ジストロフィー
6.脳血管
1)正常の神経機能解剖
目でみる脳血管のアウトライン
脳血管各部の走行
2)代表的疾患の神経機能解剖アプローチ
脳梗塞
脳出血
一過性脳虚血発作
血管性認知症
動脈瘤
脳静脈洞血栓症
もやもや病
7.脳脊髄液系
1)正常の神経機能解剖
目でみる脳脊髄液系のアウトライン
脳脊髄液系の構成とその機能
2)代表的疾患の神経機能解剖アプローチ
正常圧水頭症
髄膜脳炎
癌性髄膜炎
類上皮腫
8.脊 髄
1)正常の神経機能解剖
目でみる脊髄のアウトライン
脊髄各部の構成とその機能
2)代表的疾患の神経機能解剖アプローチ
筋萎縮性側索硬化症
脊髄腫瘍
tabes dorsalis(脊髄癆)
血管障害
横断性脊髄炎
脊髄空洞症
亜急性脊髄連合変性症
Brown-Séquard症候群
9.自律神経
1)正常の神経機能解剖
目でみる自律神経のアウトライン
自律神経の構成とその機能
10.末梢神経
1)正常の神経機能解剖
目でみる末梢神経のアウトライン
主な末梢神経叢の機能
2)代表的疾患の神経機能解剖アプローチ
Guillain-Barré症候群
慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー(CIDP)
腕神経叢損傷
血管炎による神経障害
糖尿病による神経障害
索 引
商品詳細
著者 | 浦上克哉/北村 伸/小川敏英 |
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出版社 | 文光堂 |
発刊年 | 2017年04月 |
ISBN | 978-4-8306-1546-7 |
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