認知症はこう診る 初回面接・診断からBPSDの対応まで
販売価格: 4,180円(税込)
商品詳細
認知症診療の悩み、解決します
「認知症は日常的に診るけれど、イマイチ診方がわからない。薬を出すだけでいいの?」そんなかかりつけ医のお悩みに効く本が登場! 当事者の「心」を理解して、治療やBPSDへの対応をうまく進めるコツを、豊富な事例をもとに具体的に提示。「病名は告知する?」「抗認知症薬って効くの?」といった疑問にも考え方の道筋を示した、従来型認知症診療に新たな視点をもたらす1冊。
【目次】
編集のことば
編者紹介
イントロダクション 認知症診療 こう進めたい
第1章 診療のためにまず知るべきこと
認知症(アルツハイマー病)の「脳」と「心」の基礎知識
診断の流れ:問診から他疾患との鑑別まで
「治る認知症」とその除外のための検査
かかりつけ医としての認知症への対応の基本
Pros and Cons その1 本人への病名告知はどうする?
「本人に伝える」立場から
「本人には伝えない,家族には伝える」立場から
編者からひとこと
第2章 認知症診療,こんなときどうする?
課題をかかえた患者さんは,医療・介護にこうつなぐ
こんなときどうする? (1)独居の人への介入
こんなときどうする? (2)受診を拒否する人への対応
こんなときどうする? (3)受診後,音沙汰のない人への介入
こんなときどうする? (4)当事者の家族に課題がある場合の対応
生活障害への対処-薬以外でこれだけできる
家庭の外でできること
家庭内でできること
もう悩まない,BPSDへの対処法
認知症の人の思いを知る
BPSDへの抗精神病薬の使い方
こんなときどうする? (1)帰宅願望
こんなときどうする? (2)徘徊
こんなときどうする? (3)物盗られ妄想
こんなときどうする? (4)家族の顔がわからない(家族誤認)
こんなときどうする? (5)同じことを何度も言う/尋ねる
こんなときどうする? (6)誤りを認めず,取り繕う
「車の運転を続けたい」と言われたら?
患者の意思決定支援が必要になったときは?
Pros and Cons その2 抗認知症薬は効く? 効かない?
「効く」立場から
「効かない」立場から
編者からひとこと
第3章 知っておきたい,MCIとさまざまな認知症
MCIの基礎知識,これだけは
その他の認知症の病態と対応-アルツハイマー病との違いを中心に
血管性認知症
レビー小体型認知症
前頭側頭型認知症
索引
商品詳細
著者 | 上田 諭 |
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出版社 | 医学書院 |
発刊年 | 2017年10月 |
ISBN | 978-4-260-03221-6 |
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