神経伝導検査ポケットマニュアル(第2版)
販売価格: 3,300円(税込)
商品詳細
●神経伝導検査の知識と技術習得に役立つと,高い評価を得ている実践書の改訂第2版!
●第2版では,「その他の有用な神経伝導検査」として4神経(上肢2神経・下肢2神経)を新たに追加.
●神経伝導検査に関わる医療職に必携の内容がつまったハンディサイズで便利な一冊.
【目次】
第2 版に寄せて
まえがき
神経伝導検査の注意点チェックリスト
I 原理と意義
(正門由久)
1.神経生理学の基礎知識
2.神経伝導検査の意義と組み立て方
II 検査を実際に行う際のポイントと注意点
(高橋 修)
1-必要な検査機器は? / 2-適切な環境は? / 3-検査前の準備は? / 4-被検者への対応は? / 5-検査前の注意点は? / 6-電極の装着方法は? / 7-刺激電極と接地電極とは? / 8-刺激方法は? / 9-刺激電極と記録電極の位置は? / 10-測定条件は? / 11-記録中の注意と対策は? / 12-運動神経伝導検査とは? / 13-感覚神経伝導検査とは? / 14-検査依頼からレポートの作成まで / 15-技術的エラー / 16-正確なデータの提供
III 実践編
1.運動神経伝導検査
上肢(山内孝治)
1)正中神経 / 2)尺骨神経 / 3)橈骨神経
アドバンス:手掌部刺激 / 肘部インチング法
下肢(植松明和・宇城研悟)
1)脛骨神経 / 2)腓骨神経
その他(石郷景子)
1)顔面神経 / 2)瞬目反射
2.感覚神経伝導検査
上肢(星野 哲)
1)正中神経 / 2)尺骨神経 / 3)橈骨神経
下肢(坂下文康)
腓腹神経
3.その他の有用な神経伝導検査
上肢(木崎直人)
1)内側前腕皮神経 / 2)外側前腕皮神経 / 3)前骨間神経
下肢(杉山邦男)
1)浅腓骨神経 / 2)内側足底神経・外側足底神経
4.F波(片山雅史)
1)F波の原理と測定の仕方 / 2)実際の波形
5.反復刺激試験(佐々木一朗)
1)反復刺激試験の原理 / 2)検査の実際 / 3)テクニカルエラー
IV 結果の解釈
1.結果の解釈のための基礎知識(花山耕三)
1-末梢神経の構造と種類 / 2-神経変性の分類 / 3-生理的位相相殺現象
2.波形解析(児玉三彦)
1-脱髄による波形変化 / 2-軸索変性による波形変化 / 3-神経伝導検査の異常と臨床症状 / 4-絞扼性神経障害と脱髄性神経障害
V 疾患編
1.正中神経障害(正門由久)
手根管症候群
アドバンス:手根管症候群の診断に際し用いられる神経伝導検査の方法
2.尺骨神経障害(小林由紀子)
肘部管症候群
3.橈骨神経障害(藤原俊之)
4.腓骨神経麻痺(大田哲生)
5.糖尿病(稲葉 彰)
6.CMT病などの先天性脱髄疾患(叶内 匡)
シャルコー・マリー・トゥース病(CMT病)
7.脱髄性ニューロパチー-GBSと CIDP(叶内 匡)
ギラン・バレー症候群(GBS) / 慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー(CIDP)
8.神経破格(稲葉 彰)
Martin-Gruber吻合 / 副深腓骨神経
VI 針筋電図の基礎知識
(赤星和人)
1-針筋電図の特徴 / 2-検査の実際
コラム
患者さんにリラックスしてもらうコツは?(水野久美子)
加算平均法とは?(水野久美子)
フィルタとは?(ローカット,ハイカット,ハムなど)(水野久美子)
適正な皮膚温で測定するために(水野久美子)
活動電位の導出法は?(水野久美子)
最大上刺激とは?(水野久美子)
神経伝導検査に禁忌の患者は?(水野久美子)
顔面神経麻痺の麻痺程度の評価(柳原40 点法)(水野久美子)
リング電極の扱い方(水野久美子)
皮膚接触抵抗を下げるコツは?(水野久美子)
モノニューロパチーとポリニューロパチー(水野久美子)
時間的分散(temporal disparsion)とは?(水野久美子)
Guyon管症候群(小林由紀子)
付録
1.神経伝導検査の正常値
2.神経伝導検査でよく使われる略語
索引
商品詳細
著者 | 正門由久・高橋修 編 |
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出版社 | 医歯薬出版 |
発刊年 | 2017年11月 |
ISBN | 978-4-263-21678-1 |
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