パーキンソン病診療ガイドライン2018
販売価格: 5,720円(税込)
商品詳細
パーキンソン病を診るすべての医療者必携! 待望の改訂版、遂に完成!
治療に特化していた前版「パーキンソン病治療ガイドライン2011」から7年、名称を“診療”ガイドラインに変更した改訂版が、満を持して登場! 最新治療はもちろん、新たに国際的な診断基準や画像検査、病因なども網羅した。厳選したクリニカルクエスチョン(CQ)と50のQ&Aで、臨床の課題を徹底解説する。
【目次】
神経疾患診療ガイドラインの発行にあたって
序
略語一覧
序章 パーキンソン病とは
1.パーキンソン病の診断
2.パーキンソン病の疫学
3.パーキンソン病と遺伝子
4.パーキンソン病と環境因子
5.パーキンソン病の運動症状と非運動症状
第I編 抗パーキンソン病薬,外科手術,リハビリテーションの有効性と安全性
資料1.各薬剤の特徴
資料2.L-ドパ換算用量
第1章 L-ドパ
1.L-ドパ単剤
2.L-ドパ / DCI配合剤
3.長時間作用型L-ドパ / DCI配合剤
4.L-ドパ / DCI / COMT阻害薬配合剤
5.空腸投与用L-ドパ / カルビドパ配合剤(L-ドパ持続経腸療法)
第2章 ドパミンアゴニスト
1.ブロモクリプチン
2.ペルゴリド
3.タリペキソール
4.カベルゴリン
5.プラミペキソール(速放剤,徐放剤)
6.ロピニロール(速放剤,徐放剤)
7.ロチゴチン
8.アポモルヒネ
第3章 モノアミン酸化酵素B(MAOB)阻害薬
1.セレギリン
2.ラサギリン
第4章 カテコール-O-メチル基転移酵素(COMT)阻害薬
第5章 アマンタジン
第6章 抗コリン薬
第7章 ドロキシドパ
1.すくみ足・無動に対する効果
2.起立性低血圧に対する効果
第8章 ゾニサミド
第9章 イストラデフィリン
第10章 手術療法
I.破壊術
1.視床腹中間核破壊術
2.淡蒼球内節破壊術
3.視床下核破壊術
II.脳深部刺激療法deep brain stimulation(DBS)
4.視床腹中間核刺激療法
5.淡蒼球内節刺激療法
6.視床下核刺激療法
第11章 パーキンソン病のリハビリテーション
第12章 公的制度・費用対効果
1.公的制度
2.費用対効果
第II編 Evidence Based Medicineの手法を用いた推奨
第1章 GRADEシステムを用いたエビデンスの質と推奨
第2章 CQ 1 早期パーキンソン病の治療はどのように行うべきか
[CQ 1-1]早期パーキンソン病は,診断後できるだけ早期に
薬物療法を開始すべきか
[CQ 1-2]早期パーキンソン病の治療はL-ドパとL-ドパ以外の
薬物療法(ドパミンアゴニストおよびMAOB阻害薬)の
どちらで開始すべきか
資料CQ 1.治療アルゴリズムとPRISMA flow
第3章 CQ 2 運動合併症に対する治療について
[CQ 2-1]ウェアリングオフを呈する進行期パーキンソン病患者において
L-ドパ製剤にドパミンアゴニストを加えるべきか
[CQ 2-2]ウェアリングオフを呈する進行期パーキンソン病患者において
ドパミン附随薬(COMT阻害薬,MAOB阻害薬群,
イストラデフィリン,ゾニサミド)を加えるべきか
[CQ 2-2-1]ウェアリングオフを呈する進行期パーキンソン病患者において
COMT阻害薬を加えるべきか
[CQ 2-2-2]ウェアリングオフを呈する進行期パーキンソン病患者において
MAOB阻害薬を加えるべきか
[CQ 2-2-3]ウェアリングオフを呈する進行期パーキンソン病患者において
イストラデフィリンを加えるべきか
[CQ 2-2-4]ウェアリングオフを呈する進行期パーキンソン病患者において
ゾニサミドを加えるべきか
[CQ 2-3]ウェアリングオフを呈する進行期パーキンソン病患者において
脳深部刺激療法を行うべきか
資料CQ 2.治療アルゴリズムとDATの特徴とPRISMA flow
第III編 パーキンソン病診療に関するQ&A
第1章 診断,予後
[Q and A 1-1]レム睡眠行動障害,嗅覚低下,便秘はパーキンソン病の
診断に有用か
[Q and A 1-2]画像検査はパーキンソン病の診断に有用か
[Q and A 1-2-1]MRIはパーキンソン病の診断に有用か
[Q and A 1-2-2]MIBG心筋シンチグラフィはパーキンソン病の診断に有用か
[Q and A 1-2-3]ドパミントランスポーター(DAT)シンチグラフィは
パーキンソン病の診断に有用か
[Q and A 1-2-4]脳血流シンチグラフィはパーキンソン病の診断に有用か
[Q and A 1-2-5]経頭蓋超音波検査はパーキンソン病の診断に有用か
第2章 治療総論
[Q and A 2-1]L-ドパはドパミン神経の変性を促進するか
[Q and A 2-2]運動合併症の発現に影響する因子は何か
[Q and A 2-3]パーキンソン病の予後に影響を与える因子は何か
[Q and A 2-4]パーキンソニズムを出現・悪化させる薬物は何か
[Q and A 2-5]悪性症候群の予防・治療はどうするか
[Q and A 2-6]外科手術や全身状態の悪化に伴い絶食しなくてはならない
ときにどう治療するか
[Q and A 2-7]妊娠した場合,抗パーキンソン病薬はどのように調整するか
[Q and A 2-8]終末期を踏まえた医療およびケアはどうあるべきか
第3章 運動症状の治療
[Q and A 3-1]振戦の治療はどうするか
[Q and A 3-2]peak-doseジスキネジアの治療はどうするか
[Q and A 3-3]オン / オフの治療はどうするか
[Q and A 3-4]no on, delayed onの治療はどうするか
[Q and A 3-5]off period ジストニアの治療はどうするか
[Q and A 3-6]すくみ足の治療はどうするか
[Q and A 3-7]diphasic ジスキネジアの治療はどうするか
[Q and A 3-8]姿勢異常の治療はどうするか
[Q and A 3-9]嚥下障害の治療はどうするか
第4章 非薬物療法
[Q and A 4-1]手術療法の適応基準は何か
[Q and A 4-2]手術療法を考慮するタイミングはいつか
[Q and A 4-3]視床下核脳深部刺激療法(STN-DBS)と
淡蒼球内節脳深部刺激療法(GPi-DBS)の
使い分けはどうするか
[Q and A 4-4]運動療法は運動症状改善に有用か
[Q and A 4-5]教育,カウンセリング,食事,サプリメントなどの
非薬物療法は症状の進行予防や運動症状改善に有用か
第5章 非運動症状の治療
[Q and A 5-1]日中過眠の治療はどうするか
[Q and A 5-2]突発的睡眠の治療はどうするか
[Q and A 5-3]夜間不眠に対する治療はどうするか
[Q and A 5-4]レム睡眠行動障害の治療はどうするか
[Q and A 5-5]下肢静止不能症候群(むずむず脚症候群)の治療はどうするか
[Q and A 5-6]うつ症状の治療はどうするか
[Q and A 5-7]不安の治療はどうするか
[Q and A 5-8]アパシーの治療はどうするか
[Q and A 5-9]疲労の治療はどうするか
[Q and A 5-10]幻覚・妄想の治療はどうするか
[Q and A 5-11]衝動制御障害,ドパミン調節障害の治療はどうするか
[Q and A 5-12]認知症が合併した場合の薬物療法はどうするか
[Q and A 5-13]抗コリン薬はパーキンソン病患者の認知機能を悪化させるか
[Q and A 5-14]起立性低血圧の治療はどうするか
[Q and A 5-15]排尿障害の治療はどうするか
[Q and A 5-16]便秘の治療はどうするか
[Q and A 5-17]性機能障害の治療はどうするか
[Q and A 5-18]発汗発作の治療はどうするか
[Q and A 5-19]痛みの治療はどうするか
第6章 将来の治療などの可能性
[Q and A 6-1]磁気刺激,修正型電気痙攣療法は症状改善に有効か
[Q and A 6-2]細胞移植は症状改善に有用か
[Q and A 6-3]遺伝子治療は症状改善に有用か
索引
商品詳細
著者 | 監修:日本神経学会 |
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出版社 | 医学書院 |
発刊年 | 2018年05月 |
ISBN | 978-4-260-03596-5 |
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