痙縮治療ポケットマニュアル ボツリヌス療法・ITB療法・リハビリテーション
販売価格: 2,750円(税込)
商品詳細
内容紹介
●痙縮治療の柱である,ボツリヌス療法,ITB(髄腔内バクロフェン投与)療法,リハビリテーションの実際について,最新知見に基づき,写真・イラストを用いてコンパクトに解説.
●ボツリヌス療法に必要な各筋の同定,評価,リハビリテーションの具体例を示し,痙縮のチーム医療に役立つ一冊.
【目次】
まえがき
1 痙縮治療の原則
(藤原俊之)
1-痙縮とは
2-痙縮の神経機構
1.運動制御の基本 2.臨床的に問題となる痙縮
3-神経機構から考える痙縮治療
4-痙縮治療の目的
1.Pain(疼痛)
2.Passive range of motion(他動関節可動域)
3.Active function(運動機能)
2 痙縮の評価
(藤原俊之)
1-臨床評価
1.modified Ashworth scale(MAS)
2.disability assessment scale(DAS)
2-電気生理学的評価
1.表面筋電図 2.H波による評価
3.相反性抑制の評価
3 痙縮による障害とその原因筋の同定
(藤原俊之)
1-上肢
1.肩内転・内旋,肘屈曲
2.手指屈曲,母指屈曲・内転 3.手関節屈曲
4.前腕回内 5.前腕回外 6.肩伸展
2-下肢
1.股関節内転 2.股関節屈曲
3.膝屈曲 4.内反尖足 5.足趾屈曲
4 ボツリヌス療法
(藤原俊之)
1-ボツリヌス療法の原則
2-薬剤調合
3-筋同定法
1.電気刺激による筋同定法 2.筋電図
3.超音波
4-施注部位
1.大胸筋 2.広背筋 3.上腕二頭筋
4.腕橈骨筋 5.上腕筋
6.橈側手根屈筋 7.長掌筋
8.尺側手根屈筋 9.浅指屈筋
10.深指屈筋 11.円回内筋
12.長母指屈筋 13.母指内転筋
14.虫様筋・掌側骨間筋 15.腓腹筋
16.ヒラメ筋 17.後脛骨筋
18.長趾屈筋 19.長母趾屈筋
20.短趾屈筋 21.前脛骨筋
22.長内転筋・大内転筋 23.ハムストリングス
24.腸腰筋
5 髄腔内バクロフェン投与療法(ITB療法)
(有島英孝)
1-適応
1.対象となる疾患と症状・状態
2.ITB療法の効果
2-スクリーニング
1.スクリーニングとは 2.方法
3.痙縮の経時的評価
4.スクリーニングの合併症
3-挿入・設置方法
1.準備する用具 2.ポンプ位置の決定
3.ポンプの準備 4.手術体位
5.カテーテル先端の位置 6.手術
4-リフィル
1.準備する用具 2.手順
5-トラブル対応
1.離断症状 2.過剰投与による症状
3.効果の減弱や離断症状を認めた場合
6-MRI撮影
6 痙縮のリハビリテーション
(山口智史)
1-痙縮のリハビリテーションでは何を行うか
1.痙縮に対するリハビリテーション
2.痙縮の評価
2-痙縮のリハビリテーションの概要
1.関節可動域訓練 2.運動療法
3.電気刺激療法 4.装具療法
3-上肢のリハビリテーション
1.関節可動域訓練 2.運動療法
3.電気刺激療法 4.装具療法
4-下肢のリハビリテーション
1.関節可動域訓練 2.運動療法
3.電気刺激療法 4.装具療法
コラム
1% lidocaineによるトライアルブロック
CI療法で使用されるTransfer packageの概念
付録
付録1 ボツリヌス毒素の使用単位(目安)
付録2 手の関節
付録3 手の解剖
付録4 足の解剖
商品詳細
著者 | 藤原俊之 編著 |
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出版社 | 医歯薬出版 |
発刊年 | 2018年07月 |
ISBN | 978-4-263-26566-6 |
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