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脳卒中エキスパート 降圧療法を究める

脳卒中エキスパート 降圧療法を究める

販売価格: 3,960(税込)

商品詳細

脳卒中診療における特に重要なテーマについて,各領域の専門家がテーマ毎に1冊で理解できるように詳説するシリーズ最新刊.降圧療法に焦点を合わせ,脳卒中治療における血圧管理を新しいガイドラインに即して解説.これまでエビデンスのなかった無症候性脳血管病変や,認知症との関連についても言及.治療や予防にあたって最良の選択をするため,必須となる基礎知識から最新の知見まで網羅した.

【目次】

I.脳卒中一次予防における降圧療法
 1 脳卒中一次予防における降圧療法 〈成田圭佑 苅尾七臣〉
  1.脳卒中一次予防における血圧管理の重要性と高血圧パラドックス
  2.高血圧の診断と評価 
  3.厳格降圧の有用性 
  4.降圧管理の実際 

II.急性期治療における降圧療法
 1 総論(脳卒中の急性期降圧のエビデンス) 〈阿久津二夫〉 
  1.脳梗塞 
  2.脳出血 
  3.くも膜下出血
 2 脳梗塞 〈出口一郎〉 
  1.再灌流療法適応の場合
  2.再灌流療法非適応の場合 
  3.発症前からの内服薬の継続の是非について 
  4.どのような患者では早期降圧を検討すればよいか
 3 脳出血 〈木村俊介 古賀政利〉 
  1.急性期の降圧療法 
 4 くも膜下出血 〈大熊洋揮〉 
  1.くも膜下出血の疫学 
  2.SAHの急性期病態と臨床経過 
  3.血圧管理の必要性
  4.再出血予防のための降圧 
 5 動脈解離 〈足立智英〉 
  1.動脈解離の病態,病因,および疫学 
  2.頭頸部動脈解離の分類 
  3.頭頸部動脈解離急性期の血圧管理 
 6 高血圧性脳症 〈加藤裕司〉 
  1.疾患概念 
  2.病因 
  3.病態 
  4.病理 
  5.画像所見 
  6.高血圧性脳症の治療
  7.鑑別診断
  8.高血圧性脳症,PRES/RPLS,RCVSの位置づけ 

III.慢性期治療における降圧療法
 1 脳梗塞 〈舩越駿介 有馬久富〉 
  1.脳梗塞を含む脳卒中再発予防における降圧療法の有用性 
  2.脳梗塞を含む脳卒中慢性期における降圧目標 
  3.脳梗塞を含む脳卒中再発予防における降圧薬の選択 
 2 脳出血とくも膜下出血 〈大星博明〉 
  1.脳出血の再発率 
  2.慢性期脳出血の血圧管理 
  3.脳出血の再発リスク 
  4.慢性期脳出血の降圧治療に関するガイドライン 
  5.慢性期くも膜下出血の血圧管理 

IV.無症候性病変への対応としての降圧療法
 1 無症候性脳梗塞 〈猪原匡史〉
  1.定義 
  2.診断 
  3.疫学 
  4.高血圧によるSBI 
  5.治療 
 2 大脳白質病変と脳出血 〈藥師寺祐介 原 英夫〉
  1.大脳白質病変
  2.無症候性脳出血と脳微小出血 
  3.大脳白質病変と脳微小出血 
 3 血管性認知症 〈新堂晃大 冨本秀和〉 
  1.血管性認知症の病態と臨床症状
  2.画像所見 
  3.診断基準 
  4.血管性認知症の治療 
 4 無症候性頸部・頭蓋内血管狭窄 〈井上 敬〉
  1.降圧療法と脳循環 
  2.脳主幹動脈閉塞症例の脳循環 
  3.無症候性頸部頸動脈狭窄症例における血行再建術と薬物療法
  4.脳主幹動脈狭窄または閉塞症例における降圧療法後脳血流 
  5.降圧療法により有害事象をきたす症例 
 5 未破裂脳動脈瘤 〈井川房夫〉 
  1.未破裂脳動脈瘤の頻度
  2.未破裂脳動脈瘤の増大・新生
  3.未破裂脳動脈瘤の新たな検査
  4.未破裂脳動脈瘤の破裂危険因子と高血圧 
  5.未破裂脳動脈瘤の治療成績
  6.未破裂脳動脈瘤への対応
  7.未破裂脳動脈瘤の原因 

索引 

商品詳細

著者 鈴木則宏  シリーズ監修 / 高橋愼一  編集
出版社 中外医学社
発刊年 2020年11月
ISBN 978-4-498-32862-4
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