【BRAIN and NERVE 2022年05月増大号】次の一手 神経筋疾患難治例をどのように治療する
販売価格: 6,380円(税込)
商品詳細
特集 次の一手――神経筋疾患難治例をどのように治療するか
■標準的治療で炎症を十分に抑止できない結核性髄膜炎
治療抵抗性の結核性髄膜炎
雪竹基弘
どのように考え,どのように治療していくか
安部鉄也,福迫俊弘
■ステロイドパルス・IVIgで回復が思わしくない抗NMDAR脳炎
積極的免疫療法のエビデンスと実践
原 誠,中嶋秀人
セカンドライン免疫療法と予後予測
木村暁夫
■ステロイド抵抗性の中枢神経サルコイドーシス
免疫抑制薬および生物学的製剤の使用
黒田 宙
早期からの多剤併用の必要性
藤澤美和子,神田 隆
■耐えられない有痛性ジストニア/ジスキネジアを伴うパーキンソン病
パーキンソン病の疼痛分類と治療選択
梶山裕太,望月秀樹
標準的治療法とその後のTips
武田 篤
■月14回以下のトリプタン服用では仕事にならない片頭痛
薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛:MOH)
永田栄一郎
どのように予防療法を選択するか
石崎公郁子,竹島多賀夫
■標準的治療で再発が抑制できない多発性硬化症
難治性MS
竹内英之
再発抑制困難なRRMS
新野正明
■治療介入にもかかわらず進行が抑止できない二次性進行型多発性硬化症
治療抵抗性二次性進行型多発性硬化症
越智博文
疾患修飾薬を用いた治療の現状と展望
大橋高志
■3種類のmainstay治療に反応しないCIDP
適切な寛解導入療法と治療効果判定
海田賢一
鑑別ポイントと治療戦略
飯島正博
■ステロイドで急性期病勢進行が抑止できないEGPAによる末梢神経障害
寛解導入療法,寛解維持療法の選択
竹下幸男
新規治療薬である分子標的薬(メポリズマブ)はどのように使用すればよいか
服部直樹
■ステロイド・IVIgで筋力回復が不良な皮膚筋炎・壊死性筋症
難治性の皮膚筋炎・壊死性筋症
杉江和馬
全身を診察して的確な診断,評価のうえで治療を行う
冨滿弘之
■診断を説明しただけでは改善しない機能性運動異常症
病気を診るのではなく,患者を診よ
藤本健一
脳神経内科医の役割
冨山誠彦
■統合失調症に対する抗精神病薬治療中に出現した遅発性ジスキネジア
遅発性ジスキネジアの治療
野元正弘
最新の知見に基づいた遅発性ジスキネジアへの対応
阪田麻友美,伊東秀文
■ボツリヌス治療で十分な治療効果が得られない局所性・分節性ジストニア
ボツリヌス,手術,ボツリヌス
目崎高広
第一選択のボツリヌスが有効でないが,どうする
野村哲志
■抗真菌薬の十分な治療効果が得られない,あるいは薬剤による副作用が出現し継続が困難なクリプトコッカス髄膜炎
治療における11の論点
石原正樹,中嶋秀人
治療困難に陥らないためのマネジメントと難治例への脳室内抗真菌薬投与
佐藤充人,関島良樹
■内服治療で十分な効果が得られない小径線維ニューロパチー
小径線維ニューロパチーの原因診断と治療選択
山崎 亮
小径線維ニューロパチーの診断と治療
鈴木千恵子
■脳主幹動脈の動脈硬化がびまん性かつ高度で,複数の抗血小板薬投与によっても再発を繰り返す脳梗塞
抗血小板薬投与中に再発した脳梗塞症例
出口一郎
繰り返す脳梗塞例に対する対応
鈴木健太郎,木村和美
■標準的な内科治療でなかなか改善しない本態性振戦
外科治療が行えない場合
山脇健盛
外科治療による振戦の治療
佐々木達也,伊達 勲
■複数の医療機関を経て受診した筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群
診断と治療,そして研究
佐藤和貴郎
診断と治療の要点
下村登規夫
■標準治療で改善しない膠芽腫
予後不良な要因と次の一手
成田善孝
標準治療と個別化治療
今井亮太郎,佐々木 光
■カプグラ症候群を含む妄想性誤認症候群が強いレビー小体型認知症の高齢者
レビー小体型認知症に伴う重度の精神症状の治療やケア
船山道隆
脳神経内科医の立場から対応と介入のあり方を考える
池田将樹
■難治性の起立性低血圧を認めるパーキンソン病患者
起立性低血圧に関わる一般項目と,自験例を通してわかる注意点
石原 資
早期診断に向けた症状の見極め方と治療戦略
坪井義夫
●脳神経内科領域における医学教育の展望
第9回 Post/withコロナ時代に求められる卒後臨床研修
高橋弘明
●臨床神経学プロムナード――60余年を顧みて
第15回 母指/母趾さがし試験(真の深部感覚の検査法):自己固有感覚性定位とは/その手技のポイント
平山惠造
商品詳細
出版社 | 医学書院 |
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発刊年 | 2022年05月 |
ISBN | 1881-6096 |
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