【Clinical Neuroscience 2023年04月号】脳腫瘍―WHO脳腫瘍分類2021改訂のポイント
販売価格: 2,970円(税込)
商品詳細
2021年に第5版が発刊されたWHO脳腫瘍分類.第4版から導入されていた遺伝子異常に基づく分子診断の重要性はさらに高まり,その知識なくして脳腫瘍病理を理解することができなくなりました.
この特集はエキスパートによる解説で,遺伝子異常に基づく分子診断を中心にWHO脳腫瘍分類2021の改訂のポイントを効率よく理解できる内容となっています.
Main Theme
脳腫瘍―WHO脳腫瘍分類2021改訂のポイント
CONTENTS
A.総論
WHO 2016からWHO 2021への改訂点:概要●佐々木惇
WHO 2021におけるゲノム解析とその意義●武笠晃丈
WHO 2021におけるDNAメチローム解析●里見介史
脳腫瘍診断技術と保険収載●市村幸一
WHO 2021分類とがん遺伝子パネル検査●吉本幸司
WHO 2021と小児パネル検査●中野嘉子
WHO 2021と臨床試験●荒川芳輝
将来予想される改訂●小森隆司
Pituitary adenomaの位置づけ●西岡 宏
B.神経膠腫系
Adult-type diffuse gliomas●田中將太
Pediatric-type diffuse low-grade gliomas●香川尚己 他
Pediatric-type diffuse high-grade gliomas●五味 玲
Circumscribed astrocytic gliomas●増井憲太 他
Glioneuronal and neuronal tumors●池村雅子
C.上衣系腫瘍
Ependymoma●福岡講平
D.胎児系腫瘍
Medulloblastoma●金村米博
Other CNS embryonal tumors●鈴木まりお
E.脈絡叢,松果体系腫瘍
Choroid plexus tumors, Pineal tumors●山崎文子 他
F.脳・脊髄神経系腫瘍
Schwannoma, Malignant peripheral nerve sheath tumorsなど●寺西 裕 他
G.髄膜系腫瘍
Meningioma●宮脇 哲 他
H.間葉系腫瘍
Mesenchymal tumors●児島直樹 他
Chordoma, Chondrosarcoma●長谷川洋敬
I.胚細胞系腫瘍
Germ cell tumors●高見浩数
J.トルコ鞍部腫瘍
Craniopharyngioma●井下尚子 他
K.遺伝性腫瘍
NF1,NF2,VHL,TSC●高柳俊作 他
Other genetic tumor syndromes●高橋雅道
連載
脳と神経の医学の歴史
中世ヨーロッパにおける脳の解剖学と医学●坂井建雄
細胞のメカニズムと神経疾患
[生殖に関連する新しい神経内分泌機構(1)]
旧来の生殖制御機構とkisspeptin発見後の新しい生殖制御機構の考え方●小澤一史
臨床中枢神経生理 A to Z
[聴覚誘発電位(1)]聴性脳幹反応(ABR)●加賀佳美
臨床医のための神経病理 再入門(編集協力:亀井 聡)
真菌性髄膜炎・脳炎●亀井 聡
検査からみる神経疾患
神経疾患の血液ニューロフィラメント検査●徳田隆彦
Q&A―神経科学の素朴な疑問
片目でも立体的に見えるのはどうしてですか?●藤田一郎
ニューロサイエンスの最新情報
学習は睡眠で強化される●玉置應子
素顔のニューロサイエンティスト
Scott Makeig●田中宏和
商品詳細
出版社 | 中外医学社 |
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発刊年 | 2023年04月 |
ISBN | 0289-0585 |
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