【Clinical Neuroscience 2023年07月号】カルシウムと神経系―善人か悪人か?
販売価格: 2,970円(税込)
商品詳細
体にとって良い作用もあれば,悪い作用も有するカルシウム.
この特集では,全身でのカルシウム代謝や神経系におけるカルシウムの役割を解説し,片頭痛や高血圧,パーキンソン病などカルシウムが病態生理や治療に関与する疾患も取り上げています.
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カルシウムと神経系―善人か悪人か?
CONTENTS
A.全身カルシウム代謝
カルシウムの体内分布と代謝●井上玲子 他
血中カルシウム濃度維持の仕組み●竹内靖博
カルシウムと筋肉●森島信裕
B.神経系でのカルシウム
カルシウムチャネル●大久保洋平
Ca2+トランスポーター●三上義礼 他
神経細胞におけるカルシウム除去●柿澤 昌
細胞内カルシウムとミトコンドリア●和田山智哉 他
カルシウムとプルキンエ細胞●平野丈夫
カルシウムと神経伝達●山下愛美
Caスパイク,Naスパイク●三嶋竜弥
カルシウムと神経可塑性●柳下 祥
C.カルシウムと臨床
テタニー●松本英之
麻痺●久保田智哉 他
片頭痛●團野大介 他
疼痛●田邊 勉
パーキンソン病●常深泰司 他
ファール病(特発性基底核石灰化症)●保住 功
多系統蛋白質症(MSP)●山下 賢
高血圧●尾野 亘
TUSの作用機序●寺尾安生
脳波●飛松省三
連載
脳と神経の医学の歴史
フェルネル『普遍医学』が描く脳の機能●坂井建雄
細胞のメカニズムと神経疾患
[生殖に関連する新しい神経内分泌機構(4)]
妊娠,授乳と新しい生殖神経内分泌制御機構の連関●小澤一史 他
臨床中枢神経生理A to Z
[視覚誘発電位(1)]
視覚のメカニズム●飛松省三
臨床医のための神経病理 再入門(編集協力:亀井 聡)
CMV脳炎・感染症●亀井 聡
検査からみる神経疾患
超希少難病のNGS遺伝子検査●?橋祐二 他
ニューロサイエンスの最新情報
マウス線条体尾側部に新しく発見された抑制性ニューロン●福田孝一 他
Q & A―神経科学の素朴な疑問
「肝を冷やす」体験と温度受容体は関係がありますか?●富永真琴
素顔のニューロサイエンティスト
Francisco J. Quintana●門脇 淳
商品詳細
出版社 | 中外医学社 |
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発刊年 | 2023年07月 |
ISBN | 0289-0585 |
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